はじめに
「決算短信やIR資料は難しくて読み切れない」という個人投資家は多いです。そこで活きるのが**“数字をやさしく要約する”解説ライター**。専門資格よりも、丁寧に読む・誤解なく伝える力が大切。40代の落ち着きと段取り力がそのまま武器になります。
個人投資家向け決算書解説ライターとは?
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 難易度 | ★★★☆☆ | 会計の基本用語と読解手順を覚えればOK |
| 稼げる金額 | ★★★☆☆ | 1本3,000〜15,000円(1,500〜3,000字)継続で月3〜10万円も |
| 将来性 | ★★★★☆ | 企業分析・ニュースレター・IR支援へ横展開しやすい |
| 初収入までの期間 | ⏰ 約2〜4週間 | ポートフォリオ作成→テスト執筆→初案件で着金 |
- 基本的な内容・目的:決算短信/説明資料/有報などから投資判断に重要な要点(売上・利益・セグメント・KPI・ガイダンス・リスク)を抽出し、初学者にも伝わる文章と図表にまとめる。
- 初期費用や必要なもの:PC、表計算(Googleスプレッドシート等)、文書ツール、簡易デザイン(Canva)でほぼ0円から。
- なぜ40代の最初の一歩に向いているか:コツコツ確認・誤記を避ける慎重さ・中立性が評価されやすい仕事だから。
始め方
- 守備範囲を決める(業界×記事形式)
- 業界例:小売/外食、SaaS、製造、ゲーム、医薬など自分が追いやすい分野。
- 形式例:
- 3分要約(結論→主要数値→見通し)
- 図解深掘り(セグメント/KPI/原価率)
- 初心者向け用語つき(PER/営業CFなどを囲みで説明)
- 数字の“写経テンプレ”を作る(再現性が命)
- 表1:売上/営業益/経常/最終の前年同期比・会社計画比
- 表2:セグメント売上・利益、KPI(ARPU、既存店、DL数など)
- 表3:通期見通しと修正点(上方/下方、理由)
- グラフ:棒(売上/利益)、折れ線(進捗)、円(構成比)を1スライド1メッセージで。
- 一次情報の集め方
- 企業IRページ、開示(TDnet等)、決算説明資料/説明会書き起こし。
- 必ず一次情報で数値を確認し、他サイトの数字は参考程度に。
- 執筆フロー(型)
- ①資料保存→②テンプレに数値転記→③前年/計画との差分に色付け→④結論を1つに絞る→⑤本文+図表→⑥免責(投資助言ではない)→⑦誤字・数値チェック。
- ポートフォリオ(最短構築)
- 直近決算で3社×2型(要約/深掘り)=計6本をNotionや簡易ブログに掲載。
- 見本PDF+図表サンプルを用意し、依頼側が品質を一目で判断できるように。
- 受注チャネル
- 金融メディア、投資コミュニティ運営、IR支援会社、企業公式note、クラウドソーシング。
- 提案文は「納品48h/図3枚/初心者向け用語枠つき」など具体の約束を前に。
- 価格メニュー(例)
- スポット要約:1本3,000〜8,000円(1,500字+図1枚)
- 図解深掘り:1本8,000〜15,000円(2,000〜3,000字+図3枚)
- 月額:ライト月4本25,000円/スタンダード月6本48,000円/プロ月8本68,000円(速報+深掘り混在)
- 速報追加料金+30%、修正は2回までを明記。
メリット
- 資格不要で始めやすい:会計の基本と定型手順で戦える。
- 積み上げの効果が大きい:テンプレ・用語辞書・図表雛形が毎回の時短に。
- 横展開が容易:ニュースレター運営、セミナー資料、IRのスライド整備などにも発展。
注意点・デメリット
- 誤記は信頼を損なう:桁/単位(百万円・億円)/符号の二重チェック必須。
- 助言規制への配慮:推奨/非推奨の断言はしない。事実と解釈を分け、免責表記を徹底。
- 中立性の維持:スポンサー/提携がある場合は利益相反の明示。良い点だけ並べない。
- 著作権/引用:図表は自作、引用は最小限+出典。有料レポートの転載は不可。
向いている人
- 数字を整え、短い結論で語れる人
- 初心者向けに用語を言い換えられる人
- コツコツ継続し、締切を守れる人
向いていない人
- 感情的な断言・煽りがち
- 出典確認や校正が苦手
- 短納期や速報対応に強いストレスを感じる
まとめ
個人投資家向け決算書解説ライター は、“スキルも貯金もないけれど動き出したい”40代に最適。
一次情報に忠実→テンプレで再現性→中立・平易な表現を徹底すれば、リピートと紹介で着実に単価が上がる分野です。
無理に断定せず、**「分かりやすさ」「誤解の少なさ」**を最優先に、まずは6本の見本作りから始めましょう。


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